ドル円、株、一段高後に伸び悩み
昨晩の海外市場で米企業決算の好調、大型M&Aなどを好感して株価が上昇、ドル円も104円台に乗せた流れを受け東京市場朝方はドル円は一時104.48まで上昇、日本株も円安とJR九州が上場され初値が公募価格を上回ったことからご祝儀ムードも手伝って午前は順調に値を伸ばしました。
しかしながら、上昇一服後は再び膠着相場に戻りドル円は104.40台のごく狭い動きとなりました。日経平均の終値は130円高の17,365円約半年振りの高値水準での引けとなりました。
相場のセンチメントは明らかに改善しているにもかかわらず、株価もドル円も上げ渋りが目に付きます。ドル円の104円台後半から上は先週同様鉛のような重さです。
一方でドルの先高感は徐々に強まっており下値も硬く、狭いレンジでの取引となっています。チャート的にも103.51の一目均衡表の雲の上限103.90の転換線を上抜けており十分上昇余地がある中での上値の重さはやや不可解なほどですが、104.50、そして10月13日の高値104.64、そして節目の105.00を海外市場で試すことができるかに注目です。
本日の米国指標は23:00に10月消費者信頼感指数、欧州株価指数先物序盤はおおむね堅調に推移しています。
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