N$シカゴポジション(2016年10月18日現在)

NZドルはポジションをスクエアにしてきました。

N$シカゴポジション(2016年10月18日現在)

N$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)
(2016年10月18日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年10月18日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルはポジションをスクエアにしてきました。9,000枚のNZショートを減らし、約1,500枚のロングを減らして、ネットショート7,500枚を減らしたことになります。これでNZドルはどちらの方向にも行き易くなっています。トレンドとしてはNZドル高を維持しているので、先週までのNZショートはトレンドラインのサポート狙いで、結果そのトライが失敗したことになります(下図の赤いサポートラインは維持されている)。売り材料としてきたNZ中銀の追加緩和示唆をかなり織り込んだことになります。まだ暫くはこの0.70サポートが強いままとなりそうです。

逆に11月10日のNZ中銀金融政策決定会合の時期が近くになっても0.70台半ば付近でいると、緩和材料にしてNZ売りで攻めてくる可能性が出てきますが、少なくとも10月一杯まではNZドルが底固く推移しそうです。上値は0.7230〜40米ドル、0.7300〜10米ドルに抵抗線ありますが、後者まで上げてくれるとNZドルの綺麗なヘッド&ショルダーが完成します。(1NZドル=0.7160米ドル、10月24日13時55分)

N$シカゴポジション

(ご参考)これまでの46回掲載分をチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。

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