ユーロドル1.07を挟んで乱高下、SVB破綻の余波続き水準定まらず (3/13夕)

13日の東京市場でユーロドルは上昇後に急反落。

ユーロドル1.07を挟んで乱高下、SVB破綻の余波続き水準定まらず (3/13夕)

ユーロドル1.07を挟んで乱高下、SVB破綻の余波続き水準定まらず

13日の東京市場でユーロドルは上昇後に急反落。朝方1.0683レベルで取引の始まったユーロドルは、先週末シリコンバレーバンクの破綻で急落した米株先物が反発したことを受け昼過ぎにかけて1.0737まで急騰しました。しかし夕刻欧州勢参入後に米株先物が急落。ユーロドルは1.0663まで売られ、日中の上昇を全戻しし、東京時間18:30現在は1.0675レベルで取引されています。

市場は先週末突然顕現化した米金融機関の破綻の影響を注視しています。米政府は週末に預金保険の範囲を超えて預金者を保護する方針を明らかにし、システミックリスク回避に全力で対応しています。ただ、短期調達長期運用は同行に限らず金融機関の一般的なポジションの取り方であり、昨年来の急激な金利引き上げで他の米金融機関も多かれ少なかれ同様の含み損を抱えているであろうことに俄かに焦点が当たる形となっています。
また、急激な政策金利引き上げの副作用ともいえる今回の破綻が、FRBの政策スタンスへの批判を通じ、今後の金融政策にも影響を与える可能性も否定できず、週明けの成り行きが注目されます。

テクニカルにはユーロドルは、先週末からの上昇で21日移動平均線を上放れ、一目均衡表の「雲」の中に突入。ユーロ買い地合いが強まっています。
序盤の欧州主要株価指数は、全面安の様相。今晩この後、重要な経済指標の発表等は予定されていません。

ユーロドル1.07を挟んで乱高下、SVB破綻の余波続き水準定まらず

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る