ユーロドル1.07に迫るも反落、パウエル議長証言待ち
7日の東京市場でユーロドルはじり高後に急反落。昨晩海外時間にオーストリア中銀のホルツマン総裁が「3月、5月、6月、7月に50bpの利上げを行うべき」との強いタカ派発言をしたこと等により1.0694まで上値を伸ばした流れを受け、1.0677の高めの水準で始まったユーロドルは、日中1.06台後半でもみ合いに。夕刻発表されたドイツの1月製造業受注が予想外のプラスになったこと等から欧州勢参入後に一旦1.0694の高値をつけ、昨晩の高値と面合わせしましたがその後は失速、本日も1.07台に乗せることはありませんでした。東京時間19:30現在は、1.0661レベルで推移しています。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き一目均衡表の「雲」の中での推移ですが、昨晩の上昇で21日移動平均線を上抜け、ややユーロ買い地合いが強まっています。
序盤の欧州主要株価指数は、おおむね堅調推移。今晩この後は、24:00にパウエルFRB議長の上院での議会証言、および米1月卸売売上高の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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