米2月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2023年3月1日9時00分現在予想
本日24時、米国の2月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。前回1月はほぼ予想に近い数値となりましたが、相変わらずの50未満が継続しています。今回2月予想も48ですので、もし予想通りなら4ヶ月連続の50未満になります。先行して発表された2月PMI製造業景況指数が47.8でしたので、予想に近い結果になると思われます。また予想レンジでは50以上がないので、万一50以上がでれば、米金利高からドル買いに繋がる可能性が高まりそうです。
下図チャートを見ると、直近は悪いながらも底打ち横這いと見えなくもないですが、やはり好悪判断の50以上にならないと製造業回復とは言えないと思います。
尚、アトランタ連銀のGDPナウは2023年第1四半期GDPが+2.8%(2月27日現在)となっており、2月発表の経済指標(1月分)は概ね良かったことを示しています。但し、実質民間国内総投資は▼5.1%で、消費関連指数頼りが出ています。
ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)
青の矢印は今回予想値
青の横線は2018年時高値61.3
赤は50
下図はドル円の日足チャートです。
先週24日(PCE関連時)に添付した週足チャートで、ヘッド&ショルダーの右肩水準を模索中としましたが、まだその状況は継続しています。短期的にもまだドル高の流れを維持しています。
昨年10月21日高値からの抵抗線A(=123円50銭)は1月31日に上抜き、1月16日底値からのサポートB(=129円95銭)がドル高を下支えしています。
目先は2月2日底値からのサポートC(=133円55銭)とそこから平行に上げた目安のD(=137円60銭)で短期的なドル高トレンドになっており、このC・D間には2月10日底値から上げたサポートE(=135円10銭)がレンジ間の上下をトライする分岐点になっています。上値は万一Dを上抜けた場合、昨年12月13日や15日高値のF(=138円00銭〜15銭)辺りが次に目途になります。このままCとDで揉み合いながら、Fで交差のパターンもあり得ます。いずれにせよCを割れないことが重要になります。
(3月1日10:55、1ドル=136円30銭)
オーダー/ポジション状況
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