株小幅続伸、ドル円は下値探り(2016年10月19日)

このところ材料難から方向感のない展開の続くドル円相場で、本日は11:00発表の中国の第3四半期のGDPに注目が集まりました。

株小幅続伸、ドル円は下値探り(2016年10月19日)

株小幅続伸、ドル円は下値探り

中国GDP予想通りで波乱なし

このところ材料難から方向感のない展開の続くドル円相場で、本日は11:00発表の中国の第3四半期のGDPに注目が集まりました。
結果は事前予想通りの前年比6.7%、事前予想通りであったこと、特に中国経済が大幅な変調をきたしているという水準ではなかったことから朝方から若干下押し気味で、103.30台で取引されていたドル円は103.80レベルまで戻してその後は再び方向感無く取引されました。日本株も小幅続伸し35円高の16,998円で終了、ザラ場では一時17,000円を回復しています。

ドル円上値の重さに疲れ下値探り、大統領選討論待ち

しかし東京終了後は、連日の上値の重さを嫌気してか下値探りの様相となっており、特に材料らしい材料も無いままに、ドル円は103.50を割り込んで取引されています。
チャート的には一目均衡表の雲の上限が相変わらず103.51にありますのでこの水準の下押しは二日連続で陰線となっていることもありやや神経を使うところ。また、すでに上昇してきた転換線103.72を割り込んでもいますので、狭いレンジの取引ながら今日の終わり値の水準がどこに落ちるかは少し気になるところです。

今晩は20:00米MBA住宅ローン申請件数21:30に米住宅着工件数の発表があります。また、明朝3:00に地区連銀経済報告等がありますが、ほぼ体制は決着したとされつつも、明日朝10:00からの米大統領候補による第3回テレビ討論(最終回)に注目が集まります。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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