ユーロドル、米金利高止まりに一時年初来安値更新 (2/27夕)

27日の東京市場でユーロドルは安値圏での横ばい推移。

ユーロドル、米金利高止まりに一時年初来安値更新 (2/27夕)

ユーロドル、米金利高止まりに一時年初来安値更新

27日の東京市場でユーロドルは安値圏での横ばい推移。朝方1.0551レベルで取引の始まったユーロドルは、序盤はじり高推移し1.0560の高値をつけましたが、その後は米株先物の軟化に伴い反落。夕刻一時1.0533の安値をつけ年初来安値を更新しました。夕刻欧州勢参入後は米株先物が急反発したことからユーロドルも上昇し、東京時間18:30現在は1.0555レベルで取引されています。

前週末の海外市場では、米1月PCEデフレータおよび、米1月PCEコアデフレータの市場予想を上回る結果に米10年債利回りが一時3.97%をつけるなど米長期金利が上昇。ユーロドルは米国序盤に1.0536の安値をつけ、そのまま1.0545の安値圏で越週しています。

テクニカルにはユーロドルは、本日の下落に、一時1.0545レベルの一目均衡表の「雲」下限を下抜け、1.0534レベルの90日線とほぼ面合わせしています (Investing.comのチャートでは一目均衡表の「雲」に一日のズレがあります) 。この水準を明確に下抜けると、昨年9月の安値0.9536から今年2月の高値1.1033までの上昇の38.2%戻し1.0461まで下値余地が広がります。

序盤の欧州主要株価指数は、大幅に持ち直す動き。今晩この後は、22:30に米1月耐久財受注、24:00には米1月中古住宅販売件数の発表が予定されています。

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