N$シカゴポジション(23/2/27)

シカゴポジションがやっと1週間分更新されましたが、直近の2月21日締日分になるには後2週間程度かかると思います。前週同様に実際の相場のみ流れを追います。

N$シカゴポジション(23/2/27)

シカゴポジション(CME)374

シカゴポジションがやっと1週間分更新されましたが、直近の2月21日締日分になるには後2週間程度かかると思います。前週同様に実際の相場のみ流れを追います。

(ご参考:1月31日現在のシカゴポジション)
主要通貨ポジション(単位:枚)(2023年1月31日現在の数値)

シカゴポジション(CME)374

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

下図のチャートを見ると、黒のNZドル安トレンドラインが0.5760〜0.6480にあり、終値ベースでは1月24日締日に綺麗に上限まで戻り、その後は再度NZドル安方向となり、そして10月11日締日底値からの緑のサポートラインからの一段と下がっています。ところが、シカゴポジションはその高値で上手くNZドルロングを手仕舞いしたと思っていましたが、31日の締日には再度大きくロングを積み上げており、買い下がりした模様です。31日締日終値が0.6439で、21日締日終値が0.6212ですので、この3週間で200ピップスのNZドル安ですので、ポジションがどの様になっているのか気にかかります。
さて実際の相場は、先々週「…この0.6190は今年1月6日底値とで2回目のトライになっています。現状ではまだNZドルは弱く、下値トライの中にいて、今後は0.6190の3回目トライが予想されます。3回目で下抜くと一段安になり、0.6150〜60、0.6130、0.6080〜90の順にあるサポートを試す流れになります。

上値は2月2日高値からの抵抗線が0.6300(金曜日には0.6270付近になります)にあるので、これを越えて行かないとNZドル高には戻れません」としましたが、やはり0.6190サポートは切れました。底値は先週金曜日の0.6151でしたので、丁度最初のサポートで止まっています。ここは2月6日と17日の底値を結んだサポート(=0.6150)にも当たっているので、目先はここがポイントになります。このラインは金曜日に0.6110ですので、日々8ピップス程度のNZドル安になっています。今週どこかでこれを下抜くと、0.6080、0.6060の順にあるサポート狙いとなります。最近までNZドル下落の勢いが早かったので、底値を結んだサポートに絡んで下落する可能性もあります。上値は0.6190に抵抗線ありますが、この上の0.6210、0.6250、0.6280にも抵抗線があり、最後を超えればNZドルの戻り高を試せる流れに入れます。
(1NZドル=0.6142米ドル、2月27日12:50)

シカゴポジション(CME)374 2枚目の画像

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。

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