NZ第3四半期CPI結果
本日NZの第3四半期消費者物価指数が発表されました。内容は上の通りです。
四半期ベースで
@ インフレ要因は、野菜+16%、新築住宅購入(土地除く)+2.0%、賃貸住宅+0.4%
A デフレ要因は、輸送等のサービス▼28%、フルーツ▼11%、国際航空運賃▼5.9%
年率ベースで
B インフレ要因は、新築住宅+6.3%、たばこ等+9.5%、賃貸住宅+2.1%
C デフレ要因は、石油関連▼11%、輸送等のサービス▼28%、国際航空運賃▼11%
となっています。デフレ要因はほとんどが原油価格下落によるものです。
また、中銀のインフレ目標レンジは1〜3%で、今回数値でも年率+0.2%ですので、まだインフレを心配する状況にはありません。
さて、相場ですが、公表時0.7130米ドル付近で推移していましが、0.7180米ドルまで一気に上昇しました。
相場は0.6990〜0.70米ドルの強いサポートを守りきり、現在は最初の抵抗線0.72米ドル付近までダブルトップを付けています。現在は赤いラインで0.7110〜0.7200米ドルのアセンディングトライアングルの中にいます。このチャートパターンは上抜けの可能性が大きいと言われています。
さて、大きなレンジは0.6990〜0.7570米ドルのNZ上昇トレンドラインの中にいますので、この0.72を上抜けると次は0.7250〜60ラインまでのトライになりそうです。中銀副総裁による追加緩和発言でNZドルが下がりましたが、仮にNZが大きく買い戻し始めて行くと、11月10日にはNZ金融政策控えているので、途中で大きな揺り戻しがでてくる可能性広がります。アセンディングトライアングルを上抜けてロングをとっても確りと利確した方が良さそうです。(10月18日16:15、1NZドル=0.7190米ドル)
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