シカゴポジション(CME)373
(ご参考:1月24日現在のシカゴポジション)
主要通貨ポジション(単位:枚)(2023年1月24日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
チャートはシカゴ締日の終値3回分のみを記入しています。赤の豪ドル安トレンドラインが今週0.5910〜0.6400付近にあり、依然としてスポットは上限を大きく越えて推移しています。10月11日締日底値からの緑のサポートラインは2月14日締日ベースでは0.6960付近にあり、締日終値は0.6985でしたのでまだサポートされていました。それまでもザラ場では既に何度か下を切っており、現在のスポットは完全に下抜けているので、明日の締日で戻れるかを確認することになります。
さて、実際の相場は、先週「…1月3日底値からのサポートラインだった0.6940は既に下抜けており、現在0.7050で抵抗線になっています。豪ドル高に戻すにはこの抵抗線もクリアする必要があります。一方、0.6880を切れてしまうと0.6840〜50、0.6810、0.6770〜80の順にサポートありますが、豪ドル高トレンドラインを切ることで、上値が重くなり、下値リスクが一気に高まります」としましたが、先週の豪州失業率時に添付した日足チャートで12月20日底値からのサポート0.6880も切れてしまい、先週金曜日に0.6811の底値を付け少し反発しています。この0.6880は今現在では0.6910で抵抗線になっています。
豪ドル自体は弱いので、上値トライに戻せるかは今週以降ここを越えられるか否かとなります。仮に越えても2月2日高値からの抵抗線が0.6970にあるので、豪ドル高回帰には0.70台乗せの終値が必要になりそうです。現在は金曜日がたくり線になり目先の下値トライ失敗した形ですが、0.6860のサポートを切ってくると、0.6810、0.6780の順にあるサポートを試す流れに入れます。シカゴはポジションが最後に更新された3週間前はショートでしたので、そのままキープしていれば、やっと相場観が合ってきたことになります。
(1豪ドル=0.6895米ドル、2月20日14:35)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。
オーダー/ポジション状況
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