ユーロドル1.06台前半、米長期金利の上昇受け軟調に推移 (2/17夕)

17日の東京市場でユーロドルはほぼ一方向での下落。

ユーロドル1.06台前半、米長期金利の上昇受け軟調に推移 (2/17夕)

ユーロドル1.06台前半、米長期金利の上昇受け軟調に推移

17日の東京市場でユーロドルはほぼ一方向での下落。朝方1.0675レベルで取引の始まったユーロドルは、米長期金利が時間外に上昇を続け、夕刻米10年債利回りが3.92%まで上昇したこと、米株先物が下落したことなどを受け午後には1.0650を割り込み、夕刻欧州勢参入直後に1.0630の安値をつけました。その後はもみあいに転じ、東京時間18:30現在は1.0645レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米1月PPI等の米指標の好調に、日中から欧州序盤にかけ1.07を挟んで上下していたユーロドルは米国時間に一時1.0655まで下落しました。その後は下落していた米株がやや戻したことなどもあり、1.0673レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨日からの下落で一目均衡表の「雲」の中に沈みユーロ売り地合いが強まっています。サポートは1.0482レベルを上昇中の90日線、レジスタンスは昨晩下抜けた雲上限が1.0676レベルで、本日日中高値と面合わせしている状況です。

序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面安。今晩この後は、22:30に米1月輸入物価、24:00には米1月景気先行指数の発表が予定されています。

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