ランド円ショートコメント(23/1/9)

先週のランド円は、安値が7.60レベル、高値が7.87 レベルと、予想レンジ内で更に狭い値幅で横方向の動きに推移した年末年始となりました。

ランド円ショートコメント(23/1/9)

ランド円ショートコメント

まず、前回の振り返りですが、「12月最終週は前週のレンジを参考に7.50レベルをサポートに、7.90レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、12月最終週〜1月第1週の2週間で、安値が7.60レベル、高値が7.87 レベルと、予想レンジ内で更に狭い値幅で横方向の動きに推移した年末年始となりました。

直近のランド円はドルランドとドル円が基本的に同じような動きをする中で、方向感がはっきりしない横方向の動きを続けていますが、日銀の緩和縮小思惑が燻っていることは円買い材料として今後も継続材料となりますし、南ア関連では与党ANC全国委員長が6日に中央銀行の責務を、経済のニーズを満たすよう拡大する必要があるとしたことで、先週末の引けにかけてややランド売りにつながりました。

ただ、中銀の役割変更には憲法の改正が必要とも考えられていることから、いますぐに影響が出てくる話とも思えません。今後改めて出てくる可能性があり得る話という押さえで現状はよいのではないかと考えられます。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

7.50と7.90に水平線を引いてありますが、この2本のラインの更に内側の水準として7.60と7.85がここ2週間のレンジとなっていました。もみあいの中心は7.70レベルとなっていますが、引き続き円の動きの方が影響が大きくなることは確かだと思いますので、18日の日銀会合に向けての観測記事には注意しておきたいところです。

今週は上述した水平のラインを参考にして、7.60レベルをサポートに、7.80レベルをレジスタンスとする週を考えておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る