ユーロドル、0.98台で堅調推移 (10/18夕)

18日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。

ユーロドル、0.98台で堅調推移 (10/18夕)

ユーロドル、0.98台で堅調推移

18日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方0.9841レベルで取引が始まったユーロドルは、日中米長期金利が低下傾向となったことで、夕刻にかけて0.9874の高値をつけました。しかし夕刻欧州勢参入後は、米長期金利が上昇に転じたことからユーロドルは反落。一時0.9825の安値をつけましたが、持ち直し、東京時間18:30現在は0.9846レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、英国のハント新財務相が「9/23に発表されたほぼすべての税制措置を撤回する」と発言したことから、英ポンドに買い戻しが入り、ユーロもつれ高。欧米株が堅調推移したこともあり、米国時間にユーロドルは0.9852まで急伸しました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の上昇で21日移動平均線を上抜け、本日は一時0.9862レベルの基準線も突破しており、ユーロ買い地合いが強まっています。本日しっかりと基準線を上回ってくると、0.9985レベルの中期下降トレンドの上限までの上昇余地が開けそうです。

欧州主要株価指数は、英中銀が、同行が市場が落ち着くまで債券の売却を見送るとの見方に否定的コメントを発したことで、序盤の上げの大部分を失う動き。今晩この後は22:15に米9月鉱工業生産、設備稼働率の発表が予定されています。

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