ユーロドル0.99台後半、ほぼ米株先物に沿う動き
5日の東京市場でユーロドルはじり安推移。朝方0.9986レベルで取引が始まったユーロドルは昨日、一昨日と急反発した米株先物が上げ渋った動きのほぼ同調する形で値を下げ、午後にかけて一時0.9960。夕刻欧州勢参入後一旦はパリティを試しに行ったものの0.9995までで反落。米長期金利が急上昇したことから下落に転じ0.9923まで下げた後、東京時間18:00現在は0.9947レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、欧州株の堅調推移、米経済指標の低調からの米長期金利低下にユーロドルは欧州終盤にかけて上昇、一時0.9999の高値をつけそのまま高値圏で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の上昇で21日移動平均線(本日0.9895レベル)をクリア。9/20の高値1.0051からの下落の76.8%戻し0.9929も一旦上抜け、ユーロ買い地合いが強まっています。
一方で、昨日豪州中銀が事前予想0.5%に対して0.25%の利上げを実施したことによる、プラスアルファの金融引き締め緩和感は本日予定通りニュージーランド中銀が0.5%の利上げを実施したことで後退しています。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面安、今晩この後は21:15に米9月ADP全国雇用者数、21:30に米8月貿易収支、22:45には米9月サービス業PMI、23:00に米9月ISM非製造業景況指数、23:30には週間原油在庫統計の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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