ユーロドル、米CPI発表控え小動きながら底堅く推移
13日の東京市場でユーロドルは底堅く推移。朝方1.0122レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.01台前半でもみ合いましたが、夕刻欧州勢参入後は1.01台後半に値を上げ、東京時間19:00現在は1.0164レベルで取引されています。
市場は今晩発表される米8月消費者物価指数(CPI)の発表待ち。ヘッドラインの上昇率鈍化が予想されている中での事前のポジション調整の動きや、ウクライナでのロシア軍一部戦線崩壊の報道が本日もユーロを支えています。夕刻発表された独、欧州圏のZEW景気期待指数、現状指数は軒並み悪化、事前予想も下回りましたが、ユーロドル相場への影響は限定的でした。
昨晩海外市場で、欧州序盤に1.0198まで急騰したユーロドルでしたが、その後は急激な上昇への警戒感もあって売り戻され1.0122レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、昨晩の上昇で一時一目均衡表の「雲」下限まで上昇し、その後反落したものの、1.0116にある基準線にサポートされた形で底堅く、昨日まで4営業日連続で底値を切り上げてきています。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後、21:30に米CPIの発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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