ユーロドルイベント前調整で急伸、パリティを回復
26日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急反発。朝方0.9975レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は0.9960-80の狭いレンジでの取引に終始しました。しかし、夕刻欧州勢参入後は一旦0.9947まで急落の後1.0台回復まで急伸する荒い値動きに。その後も1.0017まで上値を伸ばし、東京時間19:30現在は1.0015レベルで取引されています。夕刻上昇については特段の材料が見当たらず、今晩のイベントを前にしたポジション調整と思われます。
昨晩海外市場では米長期金利の上昇と、7月ECB議事要旨のハト派な内容に一時ユーロドルは0.9949まで反落。東京時間の上昇分をほぼ失った形で0.9974レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは引き続きユーロ売り地合いですが、8/23の安値0.9901からはやや戻しています。今晩のパウエルFRB議長講演での乱高下を想定してのポイントは、下は上記直近安値0.9901、3月からの下降トレンド下限の0.9689等、上方向は転換線が1.0052、基準線が1.0135、21日移動平均線が1.0145レベルを下降中、一目均衡表の「雲」の下限が1.0199レベルです。
序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は21:30に米7月個人所得・消費支出、卸売在庫の発表が、注目のパウエルFRB議長講演は23:00から、同時刻にはミシガン大消費者信頼感指数の発表も予定されています。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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