ユーロドル、狭いレンジでのもみ合い
15日の東京市場でユーロドルはもみ合い。朝方1.0018レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤じりじりと値を上げるも11時頃に付けた1.0042を境に下げに転じ、15時台に一時1.0008レベルにまで下値を広げました。夕刻欧州勢参入後は小反発し、東京時間19:00現在は1.0044レベルで取引されています。
昨晩海外市場でユーロドルはパリティを割り込んだ後に値を戻す展開。米FRBのタカ派傾斜観測や欧州株の軟調推移等を受け、米国時間朝方にかけ約19年7ヶ月ぶりとなる0.9952まで下落。その後、米FRBウォラ―理事の「0.75%利上げが基本」との発言等から下げ渋る展開となり、1.0020レベルまで値を戻して東京時間につないでいます。
今晩この後は、米6月小売売上高や、米7月ニューヨーク連銀製造業景況指数など米国の経済指標の発表が複数控えています。ドルの全面高が続く中でこれらの指標が市場予想を上回る結果となれば、米FRBのタカ派傾斜観測に拍車をかける格好となるため、ユーロドルにとっても要注意と言えそうです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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