日銀、政策目標変更でドル円株上昇
物価目標2%堅持、マイナス金利深堀無し
日本銀行は昨日より開催されていた9月の政策決定会合で、金融政策の枠組みの変更を決定、資金供給量を政策目標からはずし、新たに短期金利と長期金利をそれぞれマイナスと0%程度とすることを決めました。物価目標の2%は堅持、マイナス金利の更なる引き下げは実施しませんでした。
物理的な限界のある資金供給量を目標からはずすことで緩和策に持続性を持たせ、平坦化しすぎたイールドカーブを金利目標と中期の国債買い入れで修正、更に金融機関の反対の強いマイナス金利の深堀は回避するなど、予想以上に練られた政策を市場は好感。ドル円は事前に売り傾いていたこともあり政策公表前の101円台後半から102円台後半まで急反発、日経平均も金融株などを中心に上昇し日経平均は大幅に反発、前日比315円高の16,807円で終了しています。
この後3時半からは日銀総裁の記者会見が予定されています。
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