ユーロドル東京時間は横ばい推移、21日線、「雲」との位置関係に注目
28日の東京市場でユーロドルは膠着状態。朝方1.0584レベルで取引が始まったユーロドルは、午後3時までは1.0571-87の20pipsに満たないレンジでの横ばいに終始。夕刻欧州勢参入後は米株先物、米長期金利がともに上昇したことからユーロ買いが強まり、一時1.0606の高値をつけ、東京時間17:00現在は1.0582レベルで取引されています。
昨晩海外市場では欧州株、欧州債利回りの上昇によりユーロドルは欧州時間に一時1.0615まで上昇しました。しかしその後は米長期金利が上昇したことなどで伸び悩み、1.05台後半まで反落しアジア時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き一目均衡表の「雲」の下限に上昇を阻まれた形ですが、下降中の21日移動平均線が本日1.0585近辺で推移しており、現在値付近です。本日終了時点で21日線や「雲」下限(1.0596)をクリア(上抜け)した形で終わるか否か注目されます。
序盤の欧州主要株価指数は中国でのコロナ規制緩和の動きを好感し、ほぼ全面高。今晩この後21:30に米5月卸売在庫、22:00に米4月住宅価格、23:00米6月消費者信頼感、リッチモンド連銀製造業景況指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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