ユーロドル欧州経済先行き懸念に上値の重い展開、一時1.05割れ
23日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。朝方1.0566レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.0556-81の狭いレンジでもみ合いが続きました。しかし夕刻発表されたEUおよび欧州各国のPMIが軒並み事前予想を下回ったことから、ドイツ国債利回りが急低下、0.2%以上の下げとなったことなりユーロも急落しました。ユーロドルは、一時1.0483の安値をつけ、東京時間18:30現在は1.0512レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは3日連続して一目均衡表の「雲」の中に突入はしているものの、その上の21日移動平均線に上昇を阻まれた形で反落。一目均衡表の「雲」を維持できず、結局「雲」の下での横ばい推移が続いています。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね軟調推移。今晩この後は21:30に米新規失業保険申請件数、22:45に米6月製造業・サービス業PMI速報値、23:00にはパウエルFRB議長下院議会証言
24:00に週間原油在庫統計の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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