ランド円ショートコメント(22/6/20)

先週のランド円は、安値が8.16レベル、高値が8.51レベルと、予想レンジよりもやや上値が重たい一週間となりました。

ランド円ショートコメント(22/6/20)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「テクニカルな観点から8.20レベルをサポートに、8.60レベルをレジスタンスとやや下押しを継続する週」を見ていました。実際のレンジは安値が8.16レベル、高値が8.51レベルと、予想レンジよりもやや上値が重たい一週間となりました。

先週のランドはFOMC後のパウエル議長会見によるドル売りの動きがドル円以上にドルランドで強まったことをきっかけに一時的に8.51レベルまで買われたものの、その後は日銀会合を前にした円高の動きで週間安値8.16をつけ、週末にかけては週初の水準に戻しと、日米金融政策前後の振れに影響された一週間となりました。

今週は主要国の金融政策イベントが一巡したことで動きは鈍くなりそうですが、水曜に発表される南アのCPI(前回5.9%)の数字が6%を超えると見られています。南ア中銀のターゲット上限が6%であることを考えると次回7月の南ア中銀会合での利上げも視野に入ってきますので、その場合にはランド円については買い材料となりそうです。6%を超えるかどうかに注目しておきたいところです。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

これまでサポートライン(ピンク)を先週一時的に試しましたが、まだこのサポートラインが効いていると見てよさそうです。いっぽうで上側のターゲットとしては先々週高値と先週安値の61.8%戻しとなる8.55が目途となるでしょう。

今週はサポートラインが位置する8.20レベルをサポートに、テクニカルなターゲット8.55レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る