ユーロ・ドル:9月12日からの先週
12日は、前週末の引けの1.1235で始まり、東京時間に1.1264まで上伸、欧州時間に入り、12日安値の1.1209まで下押ししました。NY時間に入り、12日高値の1.1267まで上伸、その後やや下押しして1.1235で引けました。各々の上下にはニュースがあるのですが、基本は方向感がハッキリしないので右往左往する展開になっています。
13日は、前日引けの1.1234で始まり、東京時間に1.1217までやや下押しし、欧州時間に入り13日高値の1.1260まで上伸、NY 時間に入り一転ドル売りになり13日安値の1.1203まで下押しして、やや上戻して1.1220で引けました。
14日は、前日引けの1.1219で始まり、直後やや下押しして1.1210を付け、これが14日の安値になりました。東京時間に1.1241まで上げ、1.1214まで下げ、海外時間に入り、14日高値の1.1274まで一気に上昇、その後やや下押しして1.1249で引けました。
15日は、前日引けの1.1249で始まり、東京時間に15日安値の1.1218まで下押ししました。海外時間に入り、15日高値の1.1283まで上昇、その後下押しして1.1243で引けました。
16日は、前日引けの1.1243で始まり、直後につけた1.1250が16日の高値でした。東京時間は横ばいもみ合いでしたが、海外時間に入り、16日安値の1.1149まで一気に下押しして、1.1156で引けました。海外時間に入ってのユーロ売りの背景は、英国の欧州連合(EU)離脱懸念がらみの様です。
ユーロ・ドル:9月19日からの今週
ユーロ、相場展開への主導権はない
CME通貨先物ポジション状況: 9月13日時点
(9月13日) (9月6日) (8月30日)
円 56846 54489 63661
ユーロ▲81475▲92630▲81925
ポンド▲82821▲89969▲92485
シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで9月6日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週から更に増加。
過去最高の買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、
過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152
シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
15.370(+4.99)日中高値は17.07、安値15.28。株価の落ち着きに伴い、リスク値が低下傾向となりました。
過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39
今週は、日銀金融政策決定会合とFOMCがあります。
日銀は静観見送りと織り込まれていますが
FOMCに関しては、利上げの有無への織り込みも分かれていて、波乱必死の状況です。
波乱は予想できるのですが、方向性は不透明なので要警戒です。
この中でユーロドルは、ユーロ自身の材料が乏しく、脇役なのですが
先週末時点のテクニカルを見てみます。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
9月12日の 1.1209 〜 1.1267
9月13日の 1.1203 〜 1.1260
9月14日の 1.1210 〜 1.1274
9月15日の 1.1218 〜 1.1283
9月16日の 1.1149 〜 1.1250
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
基準線が 1.1245で横ばい
転換線が 1.1233で横ばい
先行スパン2が 1.1170で横ばい
実勢値 1.1156 16日引け
先行スパン1が 1.1116で横ばい
遅行スパン 1,1082で横ばい
と
実勢値は、基準線と転換線下に位置しています
先行スパン1と2のに挟まれたスペースに上から突入したところです
また
下値目途は
9月06日の 1.1141
8月05日の 1.1046
7月25日の 1.0952
6月24日の 1.0911
はっきりとした方向感はわかりません
ただ、ポイントが集まってきていて。動き出すタイミングが近いと警告しています。
大きくは、5月3日の1.1616からの下げのトレンドの中なので
下方向への放れの可能性が高いのではと想定します。
予想レンジは、1.1100~1.1400 と見ます。
オーダー/ポジション状況
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