ユーロドル横ばい後に、1.04台前半まで下落
12日の東京市場でユーロドルは横ばい後に下値を広げる動き。朝方1.0513レベルで取引が始まったユーロドルは日中、1.05台前半で方向感を欠く動きとなりました。夕刻欧州勢の参入後は、欧州の主要株価指数が大きく値を下げた影響などで、1.04台前半まで下落しました。東京時間18時30分現在は、1.0434レベルで取引されています。
昨晩海外市場でユーロドルは、米国時間朝方にかけて、安値1.0503まで急落したものの、欧州当局者による相次ぐタカ派発言と、それに伴うECBによる金融政策正常化観測が支援材料となり、高値1.0577まで急伸する場面も見られました。しかし、その後は地政学的リスクなどが意識され値を崩し、1.0520レベルで東京時間につないでいます。
今晩この後、米経済指標として、4月の生産者物価指数や週間ベースの新規失業保険申請件数が発表予定となっているほか、サンフランシスコ連銀デイリー総裁の発言などにも注目が集まりそうです。
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