ユーロドル一時1.06割れ、約5年ぶり安値を更新 (4/27夕)

27日の東京市場でユーロドルは横ばい後に下値を広げる動き。

ユーロドル一時1.06割れ、約5年ぶり安値を更新 (4/27夕)

ユーロドル一時1.06割れ、約5年ぶり安値を更新

27日の東京市場でユーロドルは横ばい後に下値を広げる動き。朝方1.0638レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0634-1.0655と安値圏で下値を広げつつも狭いレンジでの取引に終始しました。その後夕刻欧州勢参入後に俄かに売りが強まり、1.06を割り込んで1.0586の安値をつけた後、東京時間18:30現在は1.0614レベルで取引されています。
昨晩海外時間から続く、ウクライナ情勢緊迫化への懸念、中国でのコロナ感染拡大のグローバルな景気やサプライチェーンへの影響懸念、ロシアのポーランドとブルガリアに対する天然ガス供給停止報道等が引き続きユーロへの重石となりました。

テクニカルにはユーロドルは本日の取引で、2020年3月の安値1.0636を割り込み、2017年4月以来約5年ぶりの安値をつけたことで大きくユーロ売り地合いが強まっています。ここから先1.05付近まではサポートらしいサポートは見当たらず、2017年1月安値1.0341を目指す動きとなっています。

序盤の欧州主要株価指数は、ロシアのポーランドとブルガリアに対する天然ガス供給停止をEU間の協調で乗り切れる可能性があるとの楽観的見通しや、中国政府のインフラ建設推進による経済対策に全力を尽くすとのコミットメントに、ほぼ全面高。今晩この後は、21:30に米3月卸売在庫、23:30に米週間原油在庫統計の発表が予定されています。

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