ユーロドル、仏大統領選マクロン勝利で上昇して始まるも材料消化で急反落、安値更新 (4/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは反発後に急反落。

ユーロドル、仏大統領選マクロン勝利で上昇して始まるも材料消化で急反落、安値更新 (4/25夕)

ユーロドル、仏大統領選マクロン勝利で上昇して始まるも材料消化で急反落、安値更新

25日の東京市場でユーロドルは反発後に急反落。昨日仏大統領選決選投票で、マクロン大統領が勝利したことを受けて、オセアニア時間に1.0824レベルで先週末の終値1.0797から大きく窓を開けて取引が始まったユーロドルは、東京オープン前に高値1.0851まで上昇しました。しかしその後は売り戻しが強まり、東京時間は1.0810レベルで取引が始まり、その後すぐに1.08を割り込んで窓埋めが完了。その後もじりじりとユーロ安が進む展開となりました。
欧州勢参入後は更にユーロ売りが強まりユーロドルは1.0707まで急落、東京時間18:30現在は1.0742レベルで取引されています。夕刻発表された4月の独IFO企業景況感指数は現況、期待とも予想を上回りましたが為替市場の反応は限定的でした。

テクニカルにはユーロドルは、夕刻の下落で2020年3月以来約2年1か月ぶり安値をつけて年初来安値を更新。転換線を大きく下放れ、2020年3月安値の1.0636を目指す動きです。
マクロン勝利の安堵感は迅速に剥落し、米欧の金利政策の温度差、長期化するロシアのウクライナ侵攻にテーマが回帰、再びユーロドルは下値を探る動きとなりつつあります。

序盤の欧州主要株価指数は全面安。今晩この後は21:30にシカゴ連銀全米活動指数、23:30ダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。

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