ユーロドル横ばい後に続落、米欧金融政策の温度差を改めて材料視か (4/22夕)

22日の東京市場でユーロドルは横ばい後に反落。

ユーロドル横ばい後に続落、米欧金融政策の温度差を改めて材料視か (4/22夕)

ユーロドル横ばい後に続落、米欧金融政策の温度差を改めて材料視か

22日の東京市場でユーロドルは横ばい後に反落。朝方1.0835レベルで取引が始まったユーロドルは、材料難の中、日中はじりじりと値を上げて1.0852まで上昇しました。しかし、夕刻欧州勢参入後は米長期金利の上昇とともにユーロ売りが強まり、1.0791の安値をつけた後、東京時間20:00現在は1.0814レベルでの取引です。夕刻発表された仏、独、欧州圏のPMIはおおむね良好な数値でしたが、ユーロドルの買いにはつながっていません。

昨晩海外市場では、ECB関係者から相次いだタカ派発言に、ユーロドルは欧州序盤に1.0936レベルまで上昇しましたが、米長期金利の上昇とFRBパウエル議長とECBラガルド総裁のパネルディスカッションを前にした警戒感から1.08台前半に反落。パネルディスカッションではパウエル議長が次回FOMCでの0.5%の利上げに肯定的な姿勢を示した一方で、ラガルド総裁からは政策決定は今後のデータ次第、6月のECB理事会に判断を先送りする発言が出ています。ただ、ユーロドルは、それ以上は大きな売りとはならず、1.0822レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨日一時21日線に達したものの、急反落して、俄かに発生した上昇の勢いをそがれた形です。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面安。今晩この後は22:45に米4月製造業・サービス業PMIの発表が予定されています。

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