ユーロドル再び1.10割れ、方向感に欠ける中やや頭の重い動き
24日の東京市場でユーロドルは1.10を挟んで方向感に欠ける動き。朝方1.1004レベルで取引が始まったユーロドルは、米長期金利が再び上昇に転じたことなどから午前中に1.10を割り込みました。その後は1.09台後半でのもみ合いとなっており、欧州時間に下値を1.0972まで広げ、東京時間19:30現在は1.0984レベルで取引されています。
昨晩海外市場ではロシア・ウクライナ間の停戦期待の後退から、リスク選好が後退、株価の下落に伴いユーロドルは米国時間にかけ1.0964まで値を下げる動きとなりました。しかしその後は米長期金利が低下したことに伴いドル売りが強まり、ユーロドルは1.10台を回復して東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは引き続き21日線に頭を抑えられつつも、下値も広がらず、持ち合いに近い状態が続きます。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は21:30に米新規失業保険申請件数と2月耐久財受注、22:45には米3月製造業・サービス業PMIの発表があります。
ユーロドル日足
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