米2月ISM製造業景況指数の予想(22/3/1)

日本時間2022年3月1日24時に発表予定です。

米2月ISM製造業景況指数の予想(22/3/1)

米2月ISM製造業景況指数の予想

米2月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2022年3月1日9時現在予想


本日24時、米国2月ISM製造業景況指数が発表されます(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)。前回1月はほぼ予想通りになりました。下図チャートを見ると、製造業PMI指数(オレンジ)もISM(青)も下降線を辿っています。直近ではPMIがやや戻しています。過去のパターンでは製造業の悪化はPMIが先行になっています。上昇のパターンはISM先行になっています。今回ISMが予想通りでもまだそのパターンを崩すことにはなりません。トレンドとしてISMが先行して数ヶ月間回復する必要があります。その意味で、2月が反転開始のシグナルになるか注目されます。
また今後数ヶ月の数値で、最近の製造業の下降トレンドが供給混乱により伸びが阻害されているのか、Covid-19拡大による影響なのかを見極める必要がありそうです。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

下図はドル円の月足チャートです。昨日で月足ができ、2手連続で気迷い十字線になっているので、いよいよ今月は動き出しそうです。流れは2015年6月高値からの抵抗線A(=106円60銭)を上抜けてドル高を形成しています。
2021年初の底値からサポートB(=113円80銭)に沿ってドルが上昇し、ここから平行に上げたC(=118円40銭)でここ1年2ヶ月間のドル高トレンドとなっています。直近の高値D(=116円40銭)は2015年〜16年にかけてサポートとなったポイントであり、Dを越えてくれれば、Cと2016年12月高値のE(=118円80銭)方向が見えてきます。逆にBを割ってしまうとドル高下で下押しが大きくなり、方向性としてはAがポイントになります。尚、2016年底値からのサポートF(=102円60銭)でドル高を守っています。
今月の大きな材料は、金曜日の雇用統計に始まり、来週10日にECB金融政策、再来週16日にはFOMCと続き、この間にはウクライナ情勢での突発材料あるので、2022年の方向性が出てくる可能性が高いと思います。この2手連続の気迷い線がどちらに転ぶのか注目しています。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ) 2枚目の画像

(3月1日10:20、1ドル=115円25銭)

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