ドル円、日本株ともにこう着状態(2016年9月1日)

本日の東京市場でドル円は103円台前半の小動きに終始しました。

ドル円、日本株ともにこう着状態(2016年9月1日)

ドル円、日本株ともにこう着状態

ドル円、株ともに底堅い推移

本日の東京市場でドル円は103円台前半の小動きに終始しました。一方日本株も小動きの中底堅く推移、日経平均は39円高の16,926円で終了しています。
昨晩の米国市場では引き続き金利先高観の強い中でドルは堅調に推移しましたが、原油先物価格の下落から株価は反落。
日本株は米株下落の影響を受けつつも、円高に支えられた形で本日もプラス圏を維持した形です。

S&Pは日本のソブリン格付を維持アウトルックも「安定的」

尚、東京市場終了後にS&Pが日本のソブリン格付けをA+に据置き、見通しは安定的であると発表しました。「日本の財政状況が極めて脆弱」である反面、強い対外ポジション、豊かで多様化された経済、政治の安定、安定した金融システムを持つことが今回の判断の根拠であるとのことです。
このニュースの後ドル円は小幅上昇し103.60近辺で取引されています。
明日の雇用統計の発表を控え株、為替とも積極的には動きにくい状況ですが、今晩は21:30から新規失業保険申請者数、23:00からはISM製造業景況指数の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調に推移、また日経平均先物は17,000円を回復しています。

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