ユーロドル1.14台前半、高値圏でじり安推移
7日の東京市場でユーロドルは上値の重い展開。朝方1.1466レベルの高値圏で取引が始まったユーロドルは、日中じりじりと値を下げて、午ごろに1.1425まで下落。その後は1.1425-50レンジでの横ばいとなりました。夕刻欧州勢参入後もやや下値を広げたものの大きく状況は変わらず、東京時間18:30現在は1.1421レベルで取引されています。
ECB理事会、米雇用統計の発表等の重要イベントを終え、かつ十分各市場が結果を消化したことで、為替市場も次の材料待ちの様相です。
先週末の雇用統計は、予想外の非農業部門雇用者数の大幅増加に米長期金利が急上昇する結果となりました。前日のラガルド総裁のタカ派の記者会見以後上昇を続け、発表前1.1484に達していたユーロドルは発表後に1.1412まで反落。その後は株価の反発等にやや戻し、1.1450レベルで越週しています。
ユーロドルは本日ここまでは先週末高値1.1484に達することなく反落、上昇一服感が出ています。ただ、テクニカルには依然90日線(本日1.1400)の上で一目均衡表の「雲」の上限付近で推移しており、底堅い動きです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後重要な経済指標等の発表は予定されていませんが、24:45にラガルドECB総裁のスピーチが予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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