ニュージーランド2021年第4四半期失業率の予想(22/2/1)

日本時間2月2日朝6時45分に発表予定です。

ニュージーランド2021年第4四半期失業率の予想(22/2/1)

ニュージーランド2021年第4四半期失業率の予想

NZの失業率が明朝発表されます。四半期毎の公表となっています。

NZの失業率関連指標

NZの失業率関連指標

(2月1日14時現在予想)

(1)就業者数

(1)就業者数

(前期比ベース、黒い縦線より右は今回予想値、赤はゼロ)

4Qの就業者数の予想は前期比ベースで+0.4%です。前期(3Q)は予想(+0.4%)よりも大幅な伸び(+2.0%)を示しました。今回の予想レンジはマイナスもあるので、前期の反動もあり得ますが、一方で10月以降のロックダウン解除をみれば、予想内に留まる可能性が高そうです。
仮に四半期が低くても、年率ベースの予想が+3.8%で、前期(3Q)の+4.2%よりは悪化するものの、予想を若干下回る程度なら悪い数値ではありません。


失業率(下図2)は2021年3Qに4%を切る3.8%となってからその改善度合いを一段と早めています。但し、中銀見通しでは2022年末は3.3%、2023年は3.8%ですので、もし今回の4Qが予想通りなら、2022年1Q以降の改善度合いは緩やかになってくる可能性があります。

(2)失業率

(2)失業率

(黒い縦線より右は今回予想値、赤い線は過去の最低値4%)


相場については昨日のシカゴポジション319とほとんど変わりませんので、ご参照願います。全般的にオセアニア通貨が弱いので、予想よりも悪化、特に前期比の就業者がマイナスになると、売り材料になりそうです。その場合のサポートの強さを見たいと思います。
(2月1日15:50、1NZドル=0.6584米ドル)

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