ユーロドル、米長期金利上昇一服、リスク選好回復に底堅く推移
12日の東京市場でユーロドルは1.13台後半で堅調推移。朝方1.1366レベルで取引が始まったユーロドルは、パウエル議長議会証言後の米株先物の堅調と、米長期金利の上昇一服の流れが続きユーロの買戻しが継続、一時昨晩高値を上回る1.1378の高値をつけました。
しかし夕刻欧州勢参入後に米長期金利が再び反発したことから小幅反落。1.1355の安値をつけた後、東京時間17:30現在は1.1360レベルで取引されています。
昨晩海外市場で注目された米上院銀行委員会でのパウエルFRB議長の指名公聴会では、懸念された必要以上に強い、金融緩和縮小や利上げに関するコミットメントはなく、結果、米長期金利は軟調に転じ、安堵感から米主要株価指数は反発に転じています。
テクニカルにはユーロドルは昨晩からの上昇で、一目均衡表の「雲」の中に突入。本日ここまでは「雲」(下限1.1348)の中で推移しています。この後はユーロドルの「雲」の中での取引が続くか、12/31につけた直近高値1.1386を超えていく事ができるかあたりに注目です。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね上昇。今晩この後22:30に米12月CPI、28:00には地区連銀経済報告の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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