ユーロドル1.13台前半、日中堅調に推移するも、欧州時間に入り反落
11日の東京市場でユーロドルは堅調推移。朝方1.1327レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じりじりと値を上げて1.1344まで上昇。夕刻米長期金利の低下と欧州株の上昇により、欧州序盤に1.1352まで一段高となる場面もありましたが、その後長期金利は急反発しており、19:30現在はユーロドルも1.1330前後まで下げています。
昨晩海外市場では先週来のリスク回避の動きが続きユーロドルは米国時間にかけ一時1.1285まで値を下げる場面がありました。
テクニカルにはユーロドルは、本日ここまで1.13台を割ることなく、また、1.1312付近を上昇中の21日線にも接触しておらず、ややユーロ買い地合いとなっています。一方で1.1346にある一目均衡表の「雲」の下限には達しているものの、「雲」の中に定着はしておらず、今のところ持ち合いの範囲を脱していないと考えられます。
序盤の欧州主要株価指数は、投資家にリスク選好が戻る兆候があり、ほぼ全面高。今晩この後重要な経済指標の発表等は予定されていませんが、パウエルFRB議長の再任にかかわる議会公聴会が24:00から予定されており、注目が集まります。
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