ドル円小動き、日経平均続落
ドル円値幅わずか20銭
本日の東京市場でドル円は日中値幅わずか20銭にとどまり昨日よりさらに小動きに終始しました。
一方日経平均株価は昨晩欧米の株価が下落した流れを受けて続落、前日比195円安の16,360円で終了しています。
今晩23時からのイエレンFRB議長の講演を控え市場では様子見気分が強くポジション調整中心の動きとなっています。
本日朝方発表となった奔放の7月の消費者物価指数は生鮮食料品を除くベースで-0.5%と3年4ヵ月ぶりのマイナス幅となり日本の経済の温度感を示す形となりました。ただ、この数字自体は一大イベントの前で材料視されることはありませんでした。
日銀黒田総裁がジャクソンホール〆のパネルディスカッションに参加
イエレン議長の講演では目新しい材料が出る可能性は低いものと思われますが、材料として長く引っ張ったこともあり、本人の意図とは別に講演の一言一句に市場が過敏に反応しそうです。
尚、カンザスシティー連銀のシンポジウムのプログラムによれば、27日最後のパネルディスカッションに日銀の黒田総裁が参加予定。パネルディスカッションは日本時間では27日深夜(28日)0時25分から開催予定です。
これを無事に通過すると次は来週末の雇用統計に関心がシフトするものと思われます。来週からはいよいよ夏休み明けの相場となるでしょうか。
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