4ヶ国株価比較(日米豪NZ)2016年8月23日現在

前回6月22日時点(黒の縦線)と比較した株価指数推移を見ますと、 NZ株の上昇が際立っています。

4ヶ国株価比較(日米豪NZ)2016年8月23日現在

4ヶ国株価比較(日米豪NZ)2016年8月23日現在

       4ヶ国株価比較(日・米・豪・NZ)

       4ヶ国株価比較(日・米・豪・NZ)

前回6月22日時点(黒の縦線)と比較した株価指数推移を見ますと、
NZ株の上昇が際立っています。特に2016年になってから、8月23日終値現在で、NZ株は昨年末比+18.1%の上昇を示しており、著しいものがあります。ほとんど調整なきままの上昇で、先々も追加金融緩和基調継続で買われている状態になっています。
次いで、米国株(昨年末比では+7.1%)と豪州株(昨年末比では+4.9%)が若干の上昇、日経平均はほとんど横ばい状態(昨年末比では▼13.4%)となっています。
この2か月間の4か国金融政策は、豪州・NZは利下げ実施、日本はETF増額の追加緩和、米は引き締め見送りになっています。この間のGDPに目覚ましい伸びがあった訳でもないので、世界的な緩和基調が株高の1要因になっていると思われます。

さて今後ですが、2016年も残り4ヶ月となり、豪州・NZは歴史的低水準の現行金利を更に一段下げていくのか、日本の追加緩和時期とその内容はどうなるかが焦点ですが、一方で、この期間中に米国が利上げを実施した場合、株価への影響が懸念されます。昨年末の利上げ実施後、今年の年初から株価調整したのは記憶に新しいところです。
もし、豪州・NZが緩和見送り、日銀が小口の緩和、米国利上げ実施になると、世界全体では引き締め傾向になります。9月から年末にかけての株価推移は要注目となります。

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