トルコ中銀翌日物貸出金利引き下げ(2016年8月24日)

トルコ中央銀行は昨晩政策金利の上限である翌日物貸出金利を市場予想通り0.25%引き下げ8.5%としました

トルコ中銀翌日物貸出金利引き下げ(2016年8月24日)

トルコ中銀翌日物貸出金利引き下げ

トルコ中銀予想通り翌日物貸出金利を8.5%二引き下げ

トルコ中央銀行は昨晩政策金利の上限である翌日物貸出金利を市場予想通り0.25%引き下げ8.5%としました。また、中心的政策金利の1週間物レポ金利と翌日物借入金利はそれぞれ7.5%、7.25%に据え置きとしました。
トルコでは7月15日に発生したクーデター未遂後にエルドアン大統領が反対派の粛清を進め手いることの影響で、消費の減退や海外投資家の資金流出が懸念されている一方で、翌日物貸出金利の引き下げペースは以前より緩やかなものとしています。

トルコ、米国等の有志連合シリアのISへの攻撃開始。トルコリラ下落。

金利決定後トルコリラに大きな動きは見られませんでしたが、本日トルコ軍はアメリカを含む有志軍とともにシリア北部のISの占拠都市を攻撃していると報道され、トルコリラは下落、対ドルで2.96を突破しています。また株も1%超下落。
トルコでは21日にISと激しい対立状況にあるクルド人を狙った子供による自爆爆弾テロで50人以上の死者を出しており、今回はそれを受けての掃討作戦と見られます。一方でトルコは米国に対してクーデターの首謀者と主張する米国在住のギュレン師の引渡しを求めており昨日から首都アンカラで協議が行われていると伝えられており、IS掃討でトルコの協力を得たい米国との間の駆け引きが状況を混沌とさせています。

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