ユーロドル、米長期金利の反発に1.15台後半を軟調推移
10日の東京市場でユーロドルは1.15台後半をじり安推移。朝方1.1596レベルで取引が始まったユーロドルは、昨晩急低下した米長期金利が時間外に上昇したことから日中1.1580レベルに向けて緩やかに値を下げる展開に。夕刻欧州勢参入後は一旦ユーロ売りが加速して1.1558の安値をつけましたが、その後は方向感を失い、東京時間19:00現在は1.1580レベルで取引されています。
昨晩海外市場でユーロドルは1.16を挟んで方向感に欠ける動きとなりました。欧州時間にはFRB関係者のハト派発言を受け一時1.1608に上昇する場面もありましたが。1.16台での戻り売り圧力も強く、その後一時1.1570レベルに反落する場面がありました。
テクニカルにはユーロドルは先週末の年初来安値1.1514からの反発が21日線(本日1.1604レベル)で頭を抑えられた形で失速。ほぼ同水準に基準線(1.1603)、転換線(1.1602)も位置しており、強力なレジスタンスとなっています。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は22:30に米10月消費者物価指数、新規失業保険申請件数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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