ユーロドル一時1.16台を回復するも失速、米長期金利の動きにつれ (11/9夕)

9日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。

ユーロドル一時1.16台を回復するも失速、米長期金利の動きにつれ (11/9夕)

ユーロドル一時1.16台を回復するも失速、米長期金利の動きにつれ

9日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方1.1589レベルで取引が始まったユーロドルは序盤は横ばい推移しましたが、昼過ぎにかけて時間外の米10年債利回りが低下、一時1.45%台をつけたこと、時間外の米株先物が底堅く推移したことで、午後になって上昇し一時1.1607の高値をつけました。しかしながらその後米長期金利が上昇に転じるとユーロドルは失速、東京時間17:30現在は1.1585レベルで取引されています。

昨晩海外市場では欧州時間朝方にかけ米長期金利が上昇したことでユーロドルは1.1551まで下落しました。しかし、予定されていたパウエル議長の講演でのハト派発言を警戒し、米国時間にかけて1.1595まで反発、結局パウエル議長が景気や金融政策関連の発言をしなかったことでやや戻し、1.1587レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、先週末の米雇用統計後につけた年初来安値1.1514を底値に反発基調となっており、21日移動平均線(本日1.1601レベル)に再び接近しつつあります。本日は、1.16レベルの攻防に要注目です。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね軟調推移。今晩この後は、19:00に独11月ZEW景況感指数、22:00にラガルドECB総裁講演、22:30に米10月PPI、23:00にはパウエルFRB議長講演が予定されています。

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