ドル円下落、日経平均大幅安
本日の東京市場では、前日公開されたFOMC議事録で米景気の先行きに関し、確信の持てない様子がうかがわれると捉えられたことから、金利先高観が後退ドル円は100円割れ、東京時間では一時99.65までドルが下落しました。
ただ、日銀、金融庁、財務省によって行われた「情報交換会」への期待から一方向への円高にはなりませんでした。
この円高を嫌気して日本株も下落、日経平均の終値は259円安の16,486円で終了しています。
しかしながら、もともと米国ですぐ利上げがあると想定していた市場参加者はもともと少ないことを考えれば、この材料だけで円高が一方向に進行するとも考えにくく、100円割れはやはり薄い市場での相場の動きと考え、方向性が出るのは来週以降ということになるでしょうか。
今晩米国では、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物は堅調に推移。
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