豪州7月失業率結果(2016年8月18日)

オーストラリアの失業率が公表されました。予想を上回る数値に豪ドルは高くなりました。

豪州7月失業率結果(2016年8月18日)

豪州7月失業率結果

             7月失業率結果

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失業率改善で豪ドル上昇、押し目は買いか

オーストラリアの失業率が公表されました。予想を上回る数値に豪ドルは高くなりました。
豪ドル/米ドルは発表前0.7650米ドル付近で推移していましたが、発表後0.7720まで急伸し、現在は0.77付近で推移しています。上値抵抗線が0.7740〜0.7750にありますが、この手前の0.7710〜20も横並びの抵抗線が控えており、ここに当たり止まっています。まだ0.77台の滞空時間短く、現在のところ0.7750越える勢いは見られません。豪ドル高トレンドは継続していますので、押し目は買いになりますが、0.77台では豪ドルのロングをある程度は手仕舞いして、回転を効かす流れとなりそうです。
下値は0.7640〜50と0.7610にサポートあり、後者切れないと一段の下押しは期待できません。今日の終値が0.76台後半になると、暫く0.76〜0.7750のレンジで推移する可能性が高まり、0.77台に乗せて終わると来週は高値トライ先行になる可能性を残します。(1豪ドル=0.7709米ドル、8月18日15時00分現在)

失業率は安定的、フルタイム雇用者もプラスに

さて、失業率の内容ですが、豪州統計局のサマリーから抜粋しますと、

失業率は5.7%と引き続き安定的に推移しています。雇用はフルタイムが1,200人増加し、5か月ぶりにプラスとなりました。パートタイムは10,600人伸び、先月も12,600人増でしたので、雇用改善の主な牽引役となっています。但し、両合計の11,800人は0.1%の伸びしかなく、過去20年間の月平均0.15%を下回っています。労働参加率は前月と同じ64.8%となっています。1ヶ月総労働時間は90万時間増加し(+0.1%)し、16億5560万時間となった。5か月連続減からは回復した。それでも2015年12月ピークからは720万時間減となっている。

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