FRB議長の講演までは身動き取れず(2016年8月18日)

月末のジャクソンホール

FRB議長の講演までは身動き取れず(2016年8月18日)

FRB議長の講演までは身動き取れず

米国、近い将来の米利上げは無い?

東京市場では、前日のNY連銀総裁の早期利上げを示唆する発言の影響が残っていたことに加え、株価も堅調な動きをっしていたことから円安方向への動きが強まりました。後場には一時101.17レベルまで戻したものの、それまでのもみあい水準には戻しきらず、海外市場では再び円買いの動きとなり100円台半ばでFOMC議事録の公表待ちとなりました。議事録では利上げに対する意見が分かれていたことが示されていましたが、早期利上げにつながるような内容でも無かったことからドル売りに。100円の大台目前まで下げた後にやや戻しての引けとなりました

ユーロドル:8月18日のテクニカル分析

ポイント:FOMC議事録公開直後に1.1250を割り込んでから反騰して16日高値の1.1322へ迫っている為、次の高値形成期への上昇を想定します。上値目途は、当初、16日高値の1.1332と17日高値の1.1316とのダブルトップ形成からの反落警戒と見ます。
17日安値の1.1231を割り込む場合にはダブルトップ形成と底割れによる新たな弱気サイクル入りとして次の安値形成期への下落を想定します。その場合の下値目途は、1.1150〜1.1125を試す流れでしょう。

7月のFOMC議事要旨公表後は大きく振れる展開となり、モメンタム指標、5日、10日、20日各移動平均線は右上がりで、強気の形状です。

日足終値がブレグジット決定後の下落の76.4%戻しに当たる1.1307を上回る場合、6月高値の1.1429が視野に入ります。
上値目途は、FOMC議事要旨公表後の高値の、1.1316が目先の抵抗。
下値目途は、FOMC議事要旨公表後の安値の1.1240が目先の支持。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る