ユーロドル、本日も1.16挟み、ECB理事会前で方向感に欠ける動き(10/28夕)

28日の東京市場でユーロドルは1.16を挟んでのもみ合い継続。

ユーロドル、本日も1.16挟み、ECB理事会前で方向感に欠ける動き(10/28夕)

ユーロドル、本日も1.16挟み、ECB理事会前で方向感に欠ける動き

28日の東京市場でユーロドルは1.16を挟んでのもみ合い継続。朝方1.1603レベルで取引が始まったユーロドルは日中1.1589-1.1609の20pipsレンジの小動きに終始。夕刻欧州全参入後にやや上下幅を広げるものの著変なく、東京時間18:00現在は1.1588レベルでの取引です。
市場は今晩のECB理事会の結果と、ラガルド総裁記者会見、米3QGDP速報値の発表待ち。
特に米3QGDPは市場予想の平均+2.6%(年率)とアトランタ連銀のGDPNowの予測値+0.2%の乖離が大きく、結果次第では為替相場も大きく動く可能性があります。

昨晩海外市場でもユーロドルは米長期金利と米株先物の動向を睨んでの一進一退が続き、1.16を挟んでの上下動に終始しました。

テクニカルにはユーロドルは、本日夕刻の下げで一時1.1583の安値をつけ、前日安値を小幅に切り下げる動きとなっています。ただ、1.1621の転換線に頭を抑えられ、21日移動平均線に絡む形に変化はなく、上下どちらにもニュートラルな立ち位置です。

序盤の欧州主要株価指数は、まちまち。今晩この後、ECBの政策発表は20:45から、その後21:00の独10月CPIの発表を挟んで、21:30にラガルドECB総裁の記者会見が予定されています。また、同時刻には米3QGDP速報はじめ、個人消費、新規失業保険申請件数等重要指標の発表が集中。さらに23:00には米9月中古住宅販売の発表も予定されており、今晩は波乱含みです。

ユーロドル、本日も1.16挟み、ECB理事会前で方向感に欠ける動き

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