ユーロドル反落後小幅反発、底打ち確信には至らず (10/5夕)

5日の東京市場でユーロドルは、1.16挟みの水準に反落。

ユーロドル反落後小幅反発、底打ち確信には至らず (10/5夕)

ユーロドル反落後小幅反発、底打ち確信には至らず

5日の東京市場でユーロドルは、1.16挟みの水準に反落。朝方1.1621レベルで取引が始まったユーロドルは、株式市場の軟調や米長期金利の下げ止まりに、日中徐々に値を下げて1.1590の安値をつけました。その後、9月の独仏欧州圏のサービス業PMI確報が速報を上回ったこと、欧州圏の主要株価指数が上昇して始まったことから小幅に反発し、東京時間18:30現在は1.1599レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、ドイツの連立形成への動きからの政局先行き不透明感後退にユーロドルは堅調に推移し、米国時間序盤に一時1.1640まで反発しました。引けにかけて小幅反落するも底堅く、1.1620レベルで東京時間につないでいます。

ユーロドルは先週末にかけ2日連続で1.1563を安値に下げ止まり、底打ちの可能性が出てきています。一方で主要テクニカルポイントは転換線の1.1656を除けば、いずれもはるかに現在値の上にあり、テクニカルの地合いの弱さは変わっていません。ユーロドルが下げ止まったと判断するには今しばらくの時間を要しそうです。

序盤の欧州主要株価指数は、IT関連銘柄の反発にほぼ全面高。今晩この後は、21:30に米8月貿易収支、22:45に米9月サービス業PMI、23:00には注目の米9月ISM非製造業景況指数の発表が予定されています。

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