ユーロドル夕刻下落、ドル買い圧力強まる中で1.18割れ
16日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。朝方1.1817レベルで取引が始まったユーロドルは日中1.1803-21と昨日とほぼ同レンジで、昨晩海外市場から続き方向感のない取引が続きました。
しかし、8月の欧州の新車登録台数が前年比18%減少したことが明らかになったことや、主要通貨に対するドル買い(←訂正 ×ドル売り)が強まったことで夕刻に急落。一時1.1767の安値をつけ、東京時間18:30現在は1.1769レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは、本日の下落で当面のサポートとみられていた21日移動平均線(1.1798)、基準線(1.1786)等を下抜け、9/13安値の1.1770も割り込んでユーロ安地合いが強まっています。8/23安値1.1664からの上昇の61.8%戻しが1.1758と近く、次のターゲットとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数もほぼ全面高で、あまりユーロ売りにつながる材料は見当たりませんが、米長期金利が上昇に転じていることからドルの買戻しが強まっている模様です。
引き続き市場では米早期テーパリングの有無が焦点となっており、昨日のNY連銀製造業景気指数の好結果がドル金利上昇につながったものと思われます。本日も21:30に米8月小売売上高や、新規失業保険申請件数等の指標発表が予定されており、好結果が連続した場合にはユーロ一段安の可能性も否定できません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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