ランド円レポート月曜版(2016年8月8日)

今週は、南アフリカが火曜が休場、円の材料となる日本も木曜が休場と動意に欠ける一週間となりそうですが

ランド円レポート月曜版(2016年8月8日)

ランド円レポート月曜版

まず、先週の振り返り(ショートコメント)ですがランド円は「7.25レベルをサポートに、7.45レベルをレジスタンスとする」流れを予想しました。実際のレンジは安値が7.17レベル、高値が7.43レベルとわずかに安値が低い程度でほぼ予想通りの値動きとなりました。

先週は週初こそドル円に引っ張られて円高(ランド安)からスタートしましたが、ドルランドが7月安値を割り込みドル安・ランド高の動きとなったことから、週後半は対円でもランド高の動きとなる週でした。

今週は、南アフリカが火曜が休場、円の材料となる日本も木曜が休場と動意に欠ける一週間となりそうですが、テクニカルには上記の通りドルランドがドル安・ランド高のトレンドが継続しやすいチャートとなっているため、ドルランドの動向次第では今週もランド円は買いが入りやすい週となりそうです。

現在のドルランドの下降トレンド(ランドの上昇トレンド)を確認するために週足チャートをご覧ください。

              ドルランド週足

              ドルランド週足

1月にはドルランドが17.8187の最高値を付けましたが、その後4月末に14.1176まで下げ5月に戻し高値の15.9820を付けました。現在はこの逆N波動からフィボナッチ。エクスパンションを計算してターゲットを求める段階にあり、現行水準はちょうと61.8%のエクスパンションにあたる13.6957に位置し、次のターゲットとして78.6%(61.8%の平方根)のエクスパンションにあたる13.0729を目指す道中にあると考えられます。

今週中にそこまで行くかは別として、引き続きランドはテクニカルにランド高となりやすいという前提で、次にランド円のチャートを見てみます。

               ランド円週足

               ランド円週足

4時間足チャートを1週間ずつ四角で囲ったチャートです。サポートとしては先週金曜の安値圏7.35があげられ、レジスタンスとしては7月21日高値7.51があげられます。また、対円では7.51を抜けて来ると次のレジスタンスとしては、1月急落後の戻し高値7.78まで目立ったレジスタンスはありません。NY終値ベースで7.51を明確に上抜けるような動きとなる場合には更なる上昇が見込まれることとなります。

今週は7.35レベルをサポートに、7.55レベルをレジスタンスとする流れを見ておくと良いでしょう。

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