ユーロドル1.18台後半、小動きながら底堅く推移(8/3夕)

3日の東京市場でユーロドルは1.18台後半での小動き。

ユーロドル1.18台後半、小動きながら底堅く推移(8/3夕)

ユーロドル1.18台後半、小動きながら底堅く推移

3日の東京市場でユーロドルは1.18台後半での小動き。朝方1.1869レベルで取引が始まったユーロドルは徐々に下値を切り上げつつも小幅な値動きに終始し、日中の値幅は1.1868-83の20pips弱にとどまりました。夕刻欧州勢参入後やや上値を伸ばしたものの1.1885止まり、東京時間18:30現在は1.1881レベルで取引されています。昨晩下げた米株が時間外の先物で上げており、この時間までのユーロの堅調さはリスク選好の戻りを背景としたものと考えられます。

昨晩海外市場では欧州時間にかけて欧州株式市場の堅調と、米長期金利の低下によるドル売りに、ユーロドルは一時1.1897の高値をつけました。しかし、1.1900の壁に阻まれ反落、米指標の不冴えによりNYダウがマイナス転したことも重なり一転ユーロ売りに。1.1865まで下落後1.1870近辺で東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは7/21安値1.1752を底値に反発基調ですが、下値は切り上げているもののここへきて1.19台が重くなってきており、横ばい基調です。下方向は21日移動平均線が1.1825レベルでサポート、上方向は1.19をクリアに抜けていくと1.1990近辺の90日線と一目均衡表の「雲」の下限あたりまでの上昇余地があります。

市場は基本的には週末の雇用統計待ちですが、先日のFOMCで経済の状況を精査してテーパリング方向性を決める方針が明確にされており、雇用統計以外の米経済指標の注目度も高まっています。

序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩この後は23:00に米6月製造業受注の発表があります。

ユーロドル1.18台後半、小動きながら底堅く推移

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