ニュージーランド2021年第2四半期失業率の予想(2021/8/3)

発表8月4日、日本時間朝7時45分に発表予定です。

ニュージーランド2021年第2四半期失業率の予想(2021/8/3)

ニュージーランド2021年第2四半期失業率の予想

(発表8月4日、日本時間朝7時45分発表予定)

NZの失業率が明朝発表されます。四半期毎の公表となっています。

ニュージーランド2021年第2四半期失業率の予想

NZの失業率関連指標(8月3日9時現在予想)

(1)就業者数

(1)就業者数

(前期比ベース、黒い縦線より右が今回予想値、赤はゼロ)

就業者数の予想は前期比ベースで+0.7%です。前期(1Q)は、前期比・前年比共に予想を上回りました。上図にオレンジの矢印を0.5%に置きましたが、過去の移動平均線(オレンジ折れ線)を見ると、予想通りなら2Q(移動平均線は0.63%)はその線を越えてきました。豪州含めてオセアニア地域の雇用回復はかなり改善しています。
失業率を示す下図(2)でも、コロナ後から大きく回復しており、移動平均線の過去最低(オレンジ色の横線:4.1%)に近づく流れになっています。また、(3)の中銀失業率の先行き予想をみると、2022年3月末でも4.7%ですので、今回予想数値通りになると、かなり先行した改善になります。

(2)失業率

(2)失業率

(黒い縦線より右は今回予想値)

(3)NZ中銀の5月時公表の失業率予想

(3)NZ中銀の5月時公表の失業率予想

(出所:NZ中銀HP

NZドル米ドルの相場については昨日のシカゴポジション293内とほとんど変わっていません。昨日のレンジは0.6953〜93で、小幅の陽線引けになりました。
現在はNZドル安トレンド0.6845〜0.7055内で推移しており、目先の上値抵抗線は0.7000〜10にあります。下限は0.6920にサポートがありますが、この手前の0.6950にも軽いサポートが出来ています。今週は金曜日に米国の雇用統計が発表されますので、明日の数値でサプライズでもでない限りはまだ上記のレンジ内での推移となりそうです。
(8月3日10:30、1NZドル=0.6986米ドル)

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