一段の押し上げ材料は乏しいか(2016年8月1日)

米利上げ時期は

一段の押し上げ材料は乏しいか(2016年8月1日)

ユーロドル:8月1日のファンダメンタル分析

ユーロ自身に材料がない中、ユーロドルは引き続き方向感に乏しい展開です。
そんな中で、利下げ観測の強いポンドの動きの影響に注意すべきでしょう。

4日の英国中銀による政策会合で、実際に英利下げとなれば、一旦はポンドの急落の可能性ありです。
ブレグジットを受けた英景気減速懸念や、イングランド銀行(BOE)による緩和策への警戒感からポンドの戻りは鈍く、BOE金融政策委員会(MPC)の金融政策及び声明文、あわせて公表されるインフレ・レポートの景気・インフレ見通しに注目です。

ユーロドル:8月1日のテクニカル分析

ポイント:29日深夜へ続伸し、7月14日高値の1.1165を上抜けました、前回高値から3日を経過しているので、トップアウト注意期に入っているものの、まだ、高値更新の余地ありと見ます。上値目途は、1.1200を抵抗とし、上抜く場合には、1.1250〜1.1275まで上値目途を見ます。
20日線の1.1124割れからは弱気転換注意とし、1.1100割れからは弱気サイクル入りとして次の安値形成期への下落を想定します。その場合の下値目途は、下降中の転換線1.1036前後と見ます。

テクニカルは、移動平均が強気のクロスで、底の形成を示唆がポイントです。

本日はシドニーがバンクホリデーで、早朝アジア時間の取引は低調です。
先週のチャートは強気のアウトサイド・ウイーク(陽線の包み足)。
先週29日には、予想を下回る米国内総生産(GDP)統計を背景に上伸。
本日はその上昇を受けた値固めとなるでしょう。
底の形成を示唆していると判断します。

よって、向きは上向きで、ブレグジットが決まった6月24日の高値・安値の61.8%戻しに当たる
1.1230が上値ターゲットです。

今日のレンジは、1.1050~1.1250と見ます。

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