過度な円高期待は自重(2016年8月1日)

前週ドルの上抜けトライに失敗

過度な円高期待は自重(2016年8月1日)

ドル円:8月1日のファンダメンタル分析

ドル円と日経平均の一時的に崩れた関係に注目

金曜の東京市場では早朝から荒れ模様、何の材料も無い中で大口のドル売りに一時103円台半ばへ押してのスタートを切りました。その後も日銀金融政策決定会合を前に乱高下する神経質な展開を続けましたが、結果はETF購入額の増額のみと経済対策に併せて追加緩和を予想していた市場参加者をやや失望させる結果に、102.70レベルまで下押ししました。

ドル円:8月1日のテクニカル分析

ドル円は、早朝から荒っぽい値動きを繰り返し一部でストップオーダーを間違えたのではないかとの噂も出たくらいです。しかし、ドル円だけでなく225先物の動きも酷く昼休みの現物が閉まっている時間帯には、期近の先物が16000円を割り込むなど、明らかにオーダーが薄く投資家のリスク許容度が低下している様子が伺えました。これで、英国からスタートした主要4か国(英、欧、米、日)の金融政策が一通り出そろったことになりますが、今週は既に英中銀のMPC(緩和予定)、そして週末には米国雇用統計と、相場を振らすイベントには事欠きません。引き続き荒っぽい値動きには警戒しながら、円の一段高を模索する週となりそうです。週初は、金曜に大荒れとなった余波もあり様子見となりそうですが、日銀会合直後の安値圏が本日は戻り売りを考える水準となります。102.80レベルをレジスタンスに、101.80レベルをサポートとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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