ニュージーランド 2021年第1四半期小売売上高指数の予想
来週24日(月曜日)早朝にNZの2021年1Q小売売上高指数が発表予定となっています。
(今回発表予想)5月21日12時現在
小売売上高指数推移
(青:実数値、オレンジ:トレンドライン、青の矢印:今期予想)
前期(第4四半期)のNZ小売売上高指数は予想を大きく下回る▼2.7%(予想▼0.5%)となりました。2021年1Qも中間値で予想▼1.8%ですので、2期連続のマイナスとなります。昨年3Qが+27.8%でしたので、この反動がまだ続いていることになります。上図のオレンジトレンドラインよりは下がりますが、コロナウィルス前の2020年1Q(実数で24,119)よりは僅かに上回って(▼1.8%を入れて25,079)だけとなります。実際の結果がマイナスとなった場合に、相場がどの様に反応するか注目したいと思います。
NZドル対米ドルの為替はシカゴポジション282内で0.7150〜0.7360のNZドル高トレンド内にいて、分岐点0.7270でレンジ上限か下限かで推移するとしましたが、丁度今週18日に週内高値0.7272をタッチしただけで、トレンドライン下限で推移し、現在もギリギリでサポートを守っています。今日現在で0.7160サポートになっているので、今日この水準を守られるか、そして来週早朝に予想数値の悪い小売売上高指数の洗礼をいきなり受けることになりそうです。もし切れた場合はトレンドライン開始時の0.6940方向に流れ易いとしましたが、どの様になるのか注目したいと思います。上値抵抗線は0.7210〜20、0.7250、0.7270〜80の順にあります。
(5月21日14時10分1NZドル=0.7188米ドル)
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